プレシーズンマッチ セコムラガッツ 2016年5月29日

横河武蔵野アトラスターズ

セコムラガッツ

56

14

T G PG DG T G PG DG
4 4 0 0 28 1st 7 1 1 0 0
4 4 0 0 28 2nd 7 1 1 0 0

横河電機グラウンド キックオフ

確実に進化するチーム、セコムラガッツに勝利

5月29日、ホームである横河電機グラウンドに同じトップイーストに所属するセコムラガッツを迎えオープン戦が行われた。

試合前、同窓など関係ある選手同士で談笑する姿が多く見られ、試合となれば別であるものの関係者同士の繋がりの太さ、強さを感じる。

出場選手は若手主体だった先週とは大きく異なるラインナップで挑んだ。試合後に長尾選手は「先週とは変わってベテランが多かった分、崩れる場面でも崩れることなく、崩されても修正が可能だったし、今季1戦目の人が多かったから試合勘を取り戻していけばもっと上がってくる」と語っていた。

その長尾選手、前半開始早々自らトライとゴールキックを決め先制。その後のゴールキック全てを決め「先週の青木選手の活躍が刺激になったし、いい選手であるし伸びても欲しい。ライバルとして見て、それをモチベーションにしているし、高い壁にもなりたい」と後輩選手へのリスペクトと同時に言葉は謙虚ながらも自らがまだまだもっとという気持ちが溢れていた。

その後、ラインアウトのモールから金澤選手がトライを決め追加点を加え、合宿中に近間選手は「いないと思ったところにいる」というスピードと今季から副務を務める森氏は「体幹の強さが異常」と語り、広報の今野氏は「プロ意識がチーム一、二を争う」と誰に話を聞いても絶賛の西選手。ご本人はどこまでも謙虚であり、ラグビー初心者の人間に対してでも目線を合わせて解りやすく話をしてくれる。今日の場面でも相手選手が二人掛かりで止めに来ても倒されることなく引きずりながらトライを決めた。なんで倒れないんですか?の質問に「なんでですかね」と苦笑しながら「体が小さいから、みんな下に入ってこれないのはあるかもしれない、筋力とかではなくバランス感覚」と語り今季一戦目という面に関しては「できている面もあるし、できていないところもあるからそこはレベルアップしていきたい」と語った。西選手、前半終了間際にも佐藤選手からパスを受け走り抜けトライを決め前半を28対7で折り返した。

後半中盤、自陣ゴール近くからボールを奪い佐藤選手が走り抜けトライ、坂野選手がゴールキックを決めた。その後、相手スクラムからトライを決められるも、その後すぐ小笠原選手のタックルでノックオンしたボールをトライし突き放す。

後半途中から出場した那須・阿多両選手「裏のスペースで合図を出していた阿多さんがいたけれど、相手がすぐに反応してきたから、その間に阿多さんを走らせた。その辺は臨機応変です」と那須選手は語っていたが、見ている側からするとまるで魔法でも見ているようなプレイからそのまま阿多選手が走り込みトライで追加点を加えた。阿多選手、合宿中はケガで別メニューで過ごしていたが、それを感じさせないプレイの連続で各所で合図を送っていたのが印象的だった。

終了直前に近間選手が更にトライを決め合計56対14でオープン戦2連勝。試合の中で攻め込まれゴールラインギリギリまで迫られる場面もトライを取られた以外にもあったが、そこから長尾選手の言葉通り守りきり逆に攻め込む場面も数多く見られた一戦。

試合前に栗林主将は「練習試合は勝負も大事だけれど、課題を克服と積み重ねも大事。それはは一朝一夕ではいかない」と語っていたが、その言葉ひとつひとつに充実感と自信が漲っていた。松村ヘッドコーチは「みんなしんどそうだったけれど頑張ってくれたので良かった。(ケガによる途中交代が多かったが)ケガはつきものなので仕方ないけれど他のメンバでー頑張りたい。激しくいけたところもあるけれど全然できていないプレイももあったからひとつひとつ積み重ねていきたい」と締めた。

また試合後には試合を戦ったセコムラガッツとスクラム練習。参加した選手は、試合の疲れも見せず気迫のこもった練習だった。

次戦はトップリーグのNECグリーンロケッツとの対戦。ひとつひとつの積み重ねに注目し勝利を期待したい。